沿革

2001年5月 ホームページねちずん村発信
6月 子どものインターネット利用を考える『ねちずん村講習会』開始
2002年4月 啓発のためのテキスト制作(群馬大学社情報学部下田研究室の協力
7月 太田市での「携帯電話我が家のルールコンテスト」に協力
2003年 群馬県を中心に各地で『携帯電話の危険性』についての講習会開催
2004年1月 アメリカ、イギリスから専門家を招き、国際セミナーを開催
3月 「文部科学省子どもセーフネット事業特別企画公開講座」開催
4月 FM群馬Teens Express番組制作に協力
2005年 群馬県で市民インストラクター養成講座実施
2006年 茨城県、鳥取県でインストラクター要請講座実施
講習会の依頼が増え 年間160件を越える。 
ネットトラブル体験館を制作
各種テキスト、ビデオなど制作
2007年8月 非営利活動法人 青少年メディア研究協会設立

設立趣旨

 インターネットは新聞やテレビのようなマスメディアと違い、これまでの社会の人間関係を変え、地球規模で社会の質を高めるパーソナルメディアのネット ワークとして開発されました。特に発祥地の米国では、民主主義社会の更なる改善と向上に必要なメディアとして、今後も発展が期待されています。
  インターネットで繋がった人々が、利他の精神で良質な電子コミュニティを作ることが出来るならば、現実社会のありようも良くなるにちがいない。そのような 理想が発展を支えているのです。しかし現実には、この強力なメディアを利己的に使う人々が増えネット利用のレベルが低く、悪質なものになる可能性も出てき ました。特に次の世代を担う子ども達への悪影響が心配されるようになっています。とりわけわが国では、ダイレクトに子育て教育上の有害情報を中高生らに届 けてしまうモバイルインターネットと呼ばれる携帯電話が普及したことから、世界のどこの国にもまして、子どものインターネット利用問題を真剣に考えなくて はならない状況が生まれてしました。
  そのような時代背景から、我々は2001年に、インターネットの電子コミュニティををより良いものにしよう という志を持った人々(ネット市民 NETIZEN)の交流の場としてホームページ「ねちずん村 Netizen Vil」を立ち上げました。我々は、と りわけ子供の幸せを考えたメディアの開発と利用について保護者(PTA関係者など)、市民の立場からお互いに学びあい意見を交換しようという活動を始めた のです。
  この我々の市民活動には当初より群馬県青少年こども課からテキスト制作など啓発活動面での支援が行われる等、行政と市民活動のコラボレーション事例としても注目されてきました。
  ねちずん村の活動の主な柱は、ホームページの運営とねちずん村ITキッズセーフ・インストラクターによる「子供のインターネット利用(とりわけ 携帯電話利用)のリスクを考える講習会」の開催です。第一回の講習会は2001年6月30日に群馬県の尾島町ボランティア推進室で行われました。それ以 降、今日まで群馬県ばかりか北は北海道から南は福岡県まで、2007年1月までに513回もの市民講習会を実施しました。(群馬大学下田研究室の講習、講 演を除く)
  この間に講習用の各種テキストCD「あなたの町で、ご家庭で『 携帯電話我が家のルール』を作りませんか」「子どものケータイ利用何 が問題か?」「ケータイ持たせる前に」「知った人から知らない人へ」「携帯護身術」などの啓発冊子の制作や高校生参加ラジオ番組「考えよう携帯電話の使い 方」など番組制作さらにはシミュレーション・プログラムとしての「ケータイのリスク疑似体験」DVD制作なども行ってきた。
  また援助交際など日 本のこども達のモバイルインターネット利用問題に対する国際的関心の高まりもあって、2004年1月には「子どものインターネット利用に関する国際交流」 も行われました。この国際セミナーの参加者は、市民、学生、関係者を含め230名の入場があり立ち見が出るほど盛況で、来日されたジーン・アーマー・ポ リーさんの「子どもを信じつつ、子どものネット利用を監視する」という説明に参加者全員がうなづいていました。
  市民ネットワークとして、このよ うな活動を続けてきた私どもの「ねちずん村」は、本年8月にNPO法人青少年メディア研究協会として再出発し、従来からの啓発活動に加えて「デジタルメ ディア時代の子育ての在り方」を追求するための研究調査事業を本格化させることになりました。

※平成19年8月10日に群馬県知事より特定非営利活動法人の認証を受けました。